赤い雪

配給

10年に1本と言われた脚本に、日本映画界屈指の俳優陣が集結!

“人の記憶はこんなにも曖昧で、残酷なものなのか”
人は、強烈な体験の呵責、苦痛により、その間の記憶をすべて喪失することがある。
犯罪者がやっていないと本気で思い込むことで、本当の記憶そのものを失ってしまう事もあると言う。
また、一種の催眠作用で大昔の忘れていた事があるキーワードで呼び覚まされたり、
あるいはそのキーワードによって現在の記憶が空白になる事もある。
人間を過去から未来へ繋ぐものが記憶だとしたら、
その記憶とは実に曖昧であり、人生もまた曖昧といえる。
この作品は、雪の降る過去に同じ場所で同じものを目撃した人間達が、再び出会う事からはじまる。
それぞれの「記憶」が氷解した先に見えるものとは何か?
私たちは、見たいものだけを見、記憶したいものだけを記憶し、時に黒を白に塗り替えている。
曖昧な記憶の裏側に、現代日本の抱える問題が見え隠れする壮大な人間ドラマ。
記憶の拠り所だったはずの証言を、 容疑者の完全黙秘で失った「被害者の兄」と「容疑者の娘」の物語。
人間の「記憶」というものの曖昧さ、
そしてそんな「記憶」によってしか生きていることを実感できない人間の儚さ・残酷さを、
日本の美しい原風景・雪景色に重ね合わせて、観る者の心に突き刺さる映画となっている。

【監督・脚本】甲斐さやか
【出演】永瀬正敏、菜葉菜、井浦新、夏川結衣、佐藤浩市 ほか

(C)2019「赤い雪」製作委員会

2019年2月1日(金)より
テアトル新宿 ほか全国順次ロードショー

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